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生命の帰還

帰ります

これからセントレアを飛び立ちます。
密かに今生の別れをしてきました。

ここから先はいつもと全然違う暗い話なので、FF等は今回一切関係ありませんので・・・
興味のない方は見ないように。覚悟のある方だけ見てください。

ここに書くべきかどうか迷いましたが、自分のブログはここしかないので、ちょっとだけ書きます。

3連休を利用して、遠方に住む父の見舞いに行ってきました。

癌の切除手術をして半年経ち、やっと外出できるようになった父が、2ヶ月前に私の住むほうに旅行に来てくれました。今となってはそれが、両親の最後の思い出旅行となってしまいました・・・その後、再発・転移による急速な症状の悪化により余命は後2ヶ月もないそうです。

本人も助からないことは覚悟していますが、余命までは知らせておりません。気力が絶えたが最後、明日にでも死にかねない状況のため・・・

ぎりぎりまで本人の気力を維持して、せめて弟の試験合格発表まで、いや、欲を言えば正月まで、生きて欲しいために、あえて余命については誤魔化しています。そのため・・・

昨夜の病室で家族揃っての食事が、私にとっての父との最後の晩餐となりました。

決して悟られまいと普通に会話をし、食事をし、今日、特別抱き合うこともせず、面と向かってお別れを告げることもせず、ただ、「次は正月に来るよ」といって、いつもの帰省の時と同じように手を振って出てきました。

私にとっては今生の別れです。

決して悟られないよう、ひたすら心を空っぽにして一切合切忘却の彼方に気持ちを追いやり、ただいつもと同じように去ってきました。

たぶん、死を見取ることもできないでしょう。私の変わりに弟が立ち会えるのが不幸中の幸いですが、私は、何一つ、特別な分かれの挨拶をすることも出来ず、でも次に会うときはもう父は生者ではないのです・・・言葉を交わすことも出来ない。

夕刻、飛び立った飛行機上で、雲海の上、西に沈む真っ赤な夕日と、東の空から相対して浮かびあがった白銀に光る満月を見ました。

地上で見るよりも綺麗な満月なのに、私の視界では歪んでいました。

願わくば月よ、安息を与えたまえ。

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